ズイコー 100mm/F2
中望遠レンズで私が一番気に入っているレンズである。ズイコー100mm/F2。同じ焦点距離でF2.8が出ているが、絶対的な性能はこのレンズの方がずっと高いと言われている。とにかくシャープで色乗りがよい。また、最短が0.7mとマクロレンズとまではいかないが他のメーカーのレンズよりもちょっと寄れる。この「ちょっと」がよく使う理由でもある。OMズイコーは同じ焦点距離で明るいレンズとコンパクトなレンズの2本立てになっていた。21mmから180mm(200mm)までほとんど2本立てだったのだから、わかりやすいシステムである。例外は、40mmと85mmくらいか。28mmや135mmなどはわかるとして、21mm,100mmなど他のメーカーでは1種類しかないものを単焦点できちんとそろえたところがオリンパスの律儀なところであろう。
さて、このレンズ、とにかく写りがよい。90mmに比べて太すぎるという感じもないので、90mmよりも持ち出すことが多い。特に、登山に持っていくと便利だった。登山だと、高山植物を撮るのにマクロレンズが便利なように思えるが、高山植物といっても、そう小さな花ばかりではない。私は、花弁や蘂ばかり撮るような写真には興味がないので、群落や花全体を撮ることがほとんどである。すると、このレンズで十分に近接をまかなえる。また、一般レンズであるから、遠景の描写も優れている。ほとんど手放せないレンズと言って良い。
私は、このレンズを買ってすぐに、キノコの写真を撮った。ヌメリスギタケモドキ(通称ヤナギタケ)というキノコである。ポジを見て、そのキノコのぬめり具合が素晴らしくよく出ていて、すごく良い買い物をしたと思ったものである。
OMボディを使うなら、このレンズは手に入れて欲しいという1本である。
そうそう、鏡胴が太すぎる感じがないと書いたが、実際に三脚にこのレンズを付けて固定するとき、雲台によってはピントリングが回らなくなる。ピントリングの一番下の方がOMボディよりも下になるのだ。それを避けるためには、ワインダーやモードラを使うか、三脚穴のところにボディを浮かせるアダプターを使うかなどの工夫が必要である。私は、ベルボンの雲台を使っている。この雲台は上から見るとだるま型というか鼓型でちょうど鏡胴と当たらないようになっているのだ。(2004.5.5加筆)
作例
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