フィルムバックの光漏れ(2002.12.14)

image1 まずは右の写真を見てもらいたい。この写真は、通勤途中の道路脇にあった牧場とその背景の小高い丘を撮ったものである。写真は、車を止めて急いで撮ったもので、よく見るとあまりピントが良くないし、逆光でゴーストがでている。しかし、もっとよく見ると、画面右2/5に光漏れが見えると思う。これは、フィルムの1駒目なのでフィルムの装填が悪かったのかと初めのうち考えていたが、3駒目にも同じような光漏れがあった。すると、2駒目が問題ないので、装填の問題ではない。それに、フィルムの右側というのは、2駒目に近い方なので、フィルムの端とは反対側となる。

 私のフィルムバックは、古いマミヤ製のものである。あまり詳しくないので自信がないが、マミヤRB67用の初期のものと思われる。マミヤプレスは、こんなゴロンとしたフィルムバックではなく、横に長いもののような記憶がある。

 フィルムバックは、もちろん中古で買ったもので、モルトプレーンが完全にだめになっていた。だから、自分で交換した。竹の串を使って丁寧に古いモルトプレーンをはがし、のり付きの1.5mmのモルトプレーンを丁寧に張ったものである。仕上がりは、新品に劣るとは思うものの、それほどひどいものとは思えない。

テレンプの交換 と書いていて、はたと気づいた。そういや、一様に右側だけかぶるけど、遮光板のところから光り漏れしているのでは?ということだ。それで、フィルムバックをばらしてみた。ネジ11本ほどで簡単にばらせた。中からでてきた遮光用テレンプは先の方がすっかりすり減っていた。これが原因かどうかはっきりしないが、とにかく取り替えることにした。交換用テレンプなんて持ってないので、数年前に東京に出た折りに渋谷の東急ハンズで買った植毛紙を利用した。右の写真は、その交換の時のものである。一番左が、テレンプを取り付けるための金属板。これはバネを兼ねている。左が古いテレンプ。右から3つ目が新しく切り出した植毛紙である。

 とりあえず組み直してみたら、以前よりも遮光板がやや出し入れしにくくなった。これは、良い傾向である。これで、一度様子を見ようと思う。

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