フィルムバック新規購入(2002.12.27)

 フィルムバックは、とりあえず修理した。はたして使えるのかどうかわからないが、まあ、なんとかなるだろう。しかし、せっかくのフィルムバック交換式のカメラで、フィルムバックが1つしか無いというのも、不便であるし、ここはやはり予備としても欲しいところである。

 そこで、何とはなしに、札幌の中古カメラ屋に行ったときに、マミヤ製の全く同じフィルムバックを1つ手に入れた。これがまた、本当にモルトの溶けたところまで一緒のフィルムバックである。こちらも、モルトプレーンの交換をしたが、まだ試写していない。ほとんど同じ状態なので、フィルムバックに目印を付けておかないと間違えそうである。

 試写もしないでぶつぶついっているうちに、オークションでまた、フィルムバックを見つけた。こちらは、なんとホースマン製である。私は、実際のところ、カメラに詳しいようで、中版とかAFは、ほとんど素人である。(もっともアマチュアだから素人で当然と言えば当然か) それで、はたして、ホースマン製のフィルムバックがグラフレックスに使えるのかどうか、今ひとつ自信がない。オークションの写真を見ると、どうもグラフレックス式になっているようにも見える。多分、ホースマンHDなどの中版カメラに使うフィルムバックだろう。ということで、入札した。無事、落札したのが、昨日届いた。

 ホースマンのフィルムバックこちらは、マミヤ製とは異なり、6*9タイプである。これで、私の6*7グラフレックスも、一つ偉くなって6*9となったわけである。どっちでも良いけど、なんとなくうれしい。ホースマンのフィルムバックは、やはりグラフレックスタイプで、ぴったりと使えそうである。しかし、こちらもモルトプレーンが溶けている。ただ、マミヤ製と異なり、ヒンジの部分のみがモルトプレーンで、それ以外は、テレンプになっている。おかげで交換がたいへん楽。


ただ、このフィルムバックは、6*9だけあって、フィルムの巻き上げ動作が1回巻き上げではない。なんていうか、1回と半分くらいなのだ。別に、困難ではないが、なんとなく不安になるような巻き上げである。こちらは慣れが大切か。カタログで調べると、このフィルムバックはずいぶん高い。45000円である。モルトが溶けているとはいえ、それを1万円以下で手に入れたのだから、オークション様々である。こちらも、まずは、モルトの交換をして、試写をしなきゃならない。ところが、これがなかなか面倒なんですね。試写をしようと思っても、こう毎日吹雪だと、外に出る気にもならない。グラフレックスは、単体ではマクロが弱いのでテーブルフォトというわけにもいかず、どうしようかと思案のしどころかな。

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