撮影小物あれこれ

 相変わらずの悪天候の上、秋が近づいたので台風のマークがチラホラする天気図が続いている。こんな日は、山へ行くのをあきらめて、撮影用具の点検や清掃に努めるのが一番かな。なんのことはない、いつもやっている合体ロボあそび(^^ゞです。

 さて、先日札幌のヨドバシカメラで注文していた小物を受け取ってきました。それは、OP/TECH USAというメーカーの「スタビライザーストラップ」と「システム・コネクター」です。
 「スタビライザーストラップ」というのは、腹巻きに穴の開いたようなものと理解していただけるとわかりやすいものです。どんなときにつかうかというと、前屈みになって歩いても首から提げたカメラがぶらぶらしないという優れもの(かな?)です。私は、OP/TECH USAの製品を買いましたが、後で調べたらエツミからチェストハーネスという名前で同様のものが発売されていた。もし、このページを読んでいるかたで、この製品が欲しい方は、ぜひエツミ製のものを購入した方がよいと思います。というのは、OP/TECHのものは、レンズが通る穴が開いているのですが、フードをつけてしまうと、フードがじゃまになって簡単には取り付け/取り外しができにくいからです。その点、エツミ製は穴ではなく、2本のベルトをレンズの上下に挟むようになってますので、こちらの方が扱いやすそうです。さて、まだ実用にしていないので、体に取り付けてみただけですが、これが実にうざったい(^^ゞ 塩梅よくベルトを締めると、カメラを取り外しにくいし、逆にゆるゆるにベルトを調節すると、こんどはカメラがぶらぶら。なんのためのストラップなんだかわからない。う〜ん、こりゃしょうもないものを買ったか?
 次に、「システム・コネクター」というのは、同じOP/TECH USAのストラップの部品です。ストラップの途中からコネクタで分離できるようになってます。カメラを複数台持って歩くときに、肩にかけるのはせいぜい2台ですが、それ以上持って歩くボディに、いつもストラップが付いているのは不合理でしょう。カメラバッグの中でストラップがとぐろを巻いているなんていうのはいただけませんものね。それで、普通のストラップではなく、このOP/TECHのストラップにしたわけです。これなら余分な肩パッドの部分を持ち歩かなくてもすみますし、なにより初めから買わなければ懐にも優しいというもの。もっともその分よけいなものを買うから同じか。

 これらの製品の情報は、おそらくこのページを読んでいるみなさんと同じ「写真・映像用品総合カタログ」というものから選んだものです。私は、暇なときは結構このカタログを開いてあちこち読んでいます。また、他の人のHPを見ていて、わからないものが出てくるとこのカタログを調べます。すると、ああ、これこれというわけで、結構便利なものです。

 それで、今どうしようかと悩んでいるのが、「水準器」。そんなものどうでもいいだろうと思わないで欲しい。結構真剣なんです。というのは、マミヤ7を使い始めてから気づいたことなんだけど、自分の写真は水平が狂っているということ。以前も曲がった写真を撮っていて、あまりにもひどいのは上がりで気づいたのだけど、今回は何しろファインダーに水準器が内蔵されているので、撮影前というか撮影中に気づくということになる。すると、普通に構えると、あれ?傾いてる〜〜となるのである。ところが、縦位置で撮っていると、このファインダー内蔵の水準器が役に立たないのですね。それで、しかたないので別売りのものを買おうかという算段になりました。

 ところで、雲台売り場で気づいたことだけど、今メインで使っている雲台がバージョンアップしていた。私が今使っている雲台は、ベルボンのPH-273Qという製品だが、PH-273QLという水準器が付いているものになっていた。雲台に水準器が付いているのも、これはこれで便利だなということで、この雲台の頭(クイックシュー)だけ買って取り替えようと思ったわけである。ところが・・・・よく考えてみたら、この水準器は縦位置にしたときに機能しない。雲台が水平の時はファインダーの水準器があるから水準器は必要ないのだ。じゃあ、どうする? やっぱり単独の水準器が必要なのかというわけで、単独の水準器を探したら、これが意外に高い。縦位置にも使え、カメラのアクセサリーシューに取り付けて使えるものは定価で3000円以上する。その上、アクセサリーシューに取り付けると、いちいちファインダーをはずさないとならない。アクセサリーシューに取り付けない、カメラの上に置くタイプの水準器は横位置の時はよいが、縦位置にするとボディの側面が平らでないので役に立たない。なんともうまい考えが浮かばず、結局買わないで帰ってきた。
 理想の水準器はどんなものかと考えてみた。別にカメラに付いている必要はない。しかし、手持ちで使うときはどうするか? 水準器が必要になるのは、広角レンズを使って風景を撮るときだが、もともと手持ちで使うことを前提にしていないので、それほど不便は感じないであろう。それなら、クイックシューが縦になったときに水準器が機能するようにすればよい。じゃ、どうする? これがアイデアが浮かばないんですね。初めは、ボンドで水準器をくっつけようかと思ったが、登山に持っていくとなると、どこかにぶつけてとれてしまうことが予想される。もう少し思案のしどころです。

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