パノラマカメラが欲しい  その3 (2004.6.5)

2つのボディ 前回、このパノラマカメラのページを書いてからずいぶんたつ。なんだきっと飽きてしまったんだろうと思った方、あなたは半分正解である。忙しかったということもあって、時間がかかるカメラにはなかなか時間が割けなかったのである。

 さて、左の写真のカメラ、というよりも単なる箱か、どうして2つあるのかということを説明しよう。まず左側であるが、こちらは最初に作ったもの。材料はチークに全面の板が黒檀(エボニー)である。ところが、このボディは失敗作だった。手抜きをしたというわけでもないが、板を四角く組んでそれに黒檀の板を張ったものなのだが、よしゃいいのに角を45度に切ったものだから、ここから光り漏れがしそうなのだ。また、きちんと合ってないのが見え見えである。仮止めの釘も痛々しい。黒檀の板は、薄いものが手に入らず、仕方がないのではがきサイズというものを買ってきたら、上下が足りなかった。はっきり言って、この時点で少々めげてしまったのだ。

 次に右のボディを見て欲しい。こちらは、オールチークである。前回の失敗を解消するため、長方形の板を重ねてくり抜いてある。そこの板だけは、三脚座のナットを付けるために別の板を張り付けてある。全面の板は5mm厚のチーク。写真の状態でほぼ完成品となった。板の厚さは、48.5mm、フランジを測ったら、61.1mmくらいになった。本当は61mmにきちんと合わせなきゃならないのだろうが、今のところこれで試してみて、だめならこのボディの底を削る予定である。均等に削るのはけっこう難しいけどね。

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